公開日:2022/05/31
カテゴリー:売主様向け
売主さんが複数人いる場合は、先ずは代表者を決めて頂きたいと思います。
私の経験では、売主さんが6人いたケースがありましたが、東京、千葉、大阪、仙台、
そして地元の藤枝市と焼津市の方でした。弁護士さんも入っていた案件でして、私より
担当した弁護士さんは大変だったと記憶しています。
その時のエピソードとして少しお話ししますと、書類はほぼ往復の郵送となりますが、
ここに印を押してという箇所が間違っていたり、印が極端に薄かったり、印鑑証明書の
有効は3ヶ月ですが、6人もまわしていると最初と最後では、有効期間が切れそうだったり
しました。確かこと時は、残り数日間のところでギリギリ間に合いました。
とりあえずの対策としては、相続の際には共有者を増やさないこと。売却する地元
の方を出来るなら担当者(代表者)にして、不動産会社と協力体制をとる。
いろいろと進める前提としてそのご家族、共有者と仲良くすること。時にはほぼ会った
ことも無い関係ながら共有者もありましたが、その場合には私達業者や司法書士などが
間を取り持って手続きをしていきます。揉める様なことがあると前には進めません。
極端に言うと共有者が多すぎて揉めると、もしかすると永遠に売却は無理かもしれません。
早くご依頼することが更なる共有者を増やさないこと、いずれにせよ、
早く売ることがそれぞれの売却の手取り額も多くなると思います。先ず行動することです。
高齢の方や入院している方もいたりすると更に大変です。
売却査定は、基本的には無料ですので、売却方法も含めてご相談ください。ただし、共有者が多い場合、全国各地に関係者がいらっしゃる場合は、関係書類の送料や場合によっては私が、電車や新幹線、飛行機で出向くことになれば、その実費なども頂くかもしれません。
株式会社市川不動産 054-646-2552