公開日:2021/12/18
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こんにちは
先日こんな質問がありました。
家の売却を考えています。
長期優良住宅の認定を受けていますが、査定時に参考になりますか?
答えはもちろんです。
したがって今回は『長期優良住宅』について!
皆さん長期優良住宅とは何かご存知ですか?
長期優良住宅とは...
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅!
ちなみに平成21年6月より新築を対象とした認定が開始され、
平成28年4月より既存住宅の増築・改築を対象とした認定も開始されました。
長期優良住宅の主な認定基準
A 住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること
B 住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること
C 地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること
D 維持保全計画が適切なものであること
以上のA~Dが認められた建築物になります。
A~Dをより分かりやすくすると以下の項目が満たされる住宅です
① 劣化対策(構造躯体対策)
⇒ 劣化対策等級3かつ構造の種類に応じた基準
② 維持管理・更新の容易性
⇒ 維持管理対策等級3
③ 耐震性
⇒ 耐震等級2以上または免振建築物
④ 省エネルギー性
⇒ 断熱等性能等級4
⑤ 居住環境
⇒ 良好な景観の形成や地域おける居住環境の維持・向上に配慮されていること
⑥ 住戸面積
⇒ 一戸建住宅 75㎡以上 共同住宅等 55㎡以上
⑦ 維持保全計画
⇒ 定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること
⑧ 可変性(共同住宅等)
⇒ ライフスタイルの変化に応じて間取り変更などが可能
⑨ バリアフリー性(共同住宅等)
⇒ 高齢者等配慮対策等級3 (共用部分)
以上の項目の基準を満たした建築物が認定されます。
こんなにも認定基準をクリアした住宅ならば、購入される方も安心して購入できますね。
ご質問等御座いましたら、お気軽にお問合せ下さい。
市川不動産 TEL:054-646-2552